次郎はマイペースで教育移住生活に慣れていった~英語教育移住日記⑥

このブログは日記形式になっています。
子供を英語バイリンガルにするには教育移住すればよい!と気づいた日~教育移住日記①」からぜひお読みください。

性格は根本的には変わらない!

発表会が終わると一学期は終了。翌日から二学期が始まる。日本なら必ず、学期の合間に冬休みなど長期休暇がある。

でも、セブの我が子の幼稚園では、主な連続休暇は下記の3つだ。

  • 10月末のハローウィンをはさんだ約10日間(日本の時期で言うと秋休み)
  • クリスマスと年末を含む約20日間(日本の時期で言うと冬休み)
  • 3月から約3カ月間(日本の時期で言うと春休み。ただし暑さが理由のため、サマーバケーションと呼ぶ)

以上、年三回で、春休み以外は学期の切れ目と関係しない。

そのため学期の節目など感じていなかった8月末のある日、子どもを迎えに行ったら、我が子三人の各担任から一学期の評価表が手渡された。幼稚園でも通知表のようなものがあるのかと驚いた。

そこには、社会性、実用性、身体性、認知発達性の四項目に、例とする具体的基準が細かく書かれており、それらが全て「優れている」から「手引きが必要(特別に心がける必要がある)」まで4段階で評価されている。

例えば太郎の場合、「テーブルセッティングや、スナックを食べるためにお菓子やジュースの準備をすること」「自分でトイレに行くこと」などは優れていると評価されているが、「リーダーシップ的な役割を引き受けること」「適切な言葉使いを理解すること」などは、予想通り「手引きが必要」、はっきり言えば最低評価だ。どれも、さもありなんで納得できる。

興味をひかれたのは、担任の先生が書いてくださった長いコメントだ。
例えば次郎に対しては次のように書かれている。

彼はクラスのルールや先生の指示を理解して守ります。
もし、片付けや、クラス内で走り回らないといったルールに従わない園児がいたら、先生に伝えます。

驚いた。次郎は、日本の保育園の先生にも同じことを指摘されていた。
つまり、次郎は言いつけを守らないお友達がいると、先生に告げ口しに行くのだ。

「こりゃ、友達に嫌われるわ」と夫婦で笑っていたのだが、まさか外国の幼稚園でも同じふるまいをしているとは!

英単語を使って自分の考えを一生懸命伝えようとし、単語が分からない時は、物を指し示したり、身振りによって教えてくれます。

これも、物怖じせず妥協しない次郎らしい一面だ。結局のところ、環境が変わっても子どもの特性は変わらないらしい。

幼稚園で行われる誕生日会の初体験

そんな次郎の誕生日は8月27日。移住して3ヶ月後で、子供3人の中で最も早いタイミングだ。

幼稚園では、小規模校らしく全園生で誕生日の子のお祝いをしてくれるという。その時に、 義務ではないが大きなケーキを持っていけば、園生みんなで切り分けて食べるらしい。

大きなケーキがいろんなケーキ屋のディスプレイに飾られていたので、事前に幼稚園近くの店に予約を入れておいた。次郎も好きで、フィリピンでも大人気のポケモンのケーキで、大きなピカチュウが乗っているインパクトのあるものにした。

当日、子供たちを幼稚園に置いてから店に行き、3~4 kgはある重たいケーキを受け取った。その頃には自家用車が納品されていたのでよかったが、車がなければ運べない程の重さだった。

幼稚園に戻って無事、誕生日会スタート。全てマイペースで問題なく幼稚園に行っているように見えた次郎だが、友達に対してはまだ照れがあるようだった。

クラスごとに誕生日の子供とその兄弟を囲み、クラスごとに違う歌を歌いながら指で振り付けをしてくれるのだが、そんな歌も指踊りも、私たちには初耳だ。
子供たちがケーキについて質問してきたり、指踊りを教えようと話しかけてきたりすると、てっきりお友達となじんでいると思っていた次郎だが、応じ方が分からないのでうつむきがちになることに気づいた。

こういったイベントも難なくこなせるようになる日は来るのだろうか、と当時は感じたのを思い出す。(続く)